株式会社プレイド(東京都中央区:代表取締役CEO 倉橋健太)は、同社が提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の初CMを5月6日より公開しました。JRおよび東京メトロのトレインチャンネルやデジタルサイネージ(東京・新宿・渋谷・池袋・品川・銀座など首都圏主要駅での展開)、都内タクシーでの動画広告、オンラインで順次展開していきます。また、5月下旬より一部地域でのTVCM放映も予定しています。
ユーザー一人ひとりを理解し、その人にあったコミュニケーションの実現を目指してきたKARTE。属性情報から作られたユーザー像、いわゆるペルソナ*を当てはめて、その人の人となりを推測することには限界があります。ユーザー像だけで全て理解できるのであれば同じ属性をもった人々は皆が同様の行動を取るはずですが、実際はそうはなっていません。属性からはわからない、過去にどのような経験をしてきたのかというその人自身の文脈、そして、いまこの瞬間の体験に伴う感情の動きによって、その後の行動や選択は人それぞれ異なってきます。つまり、「いまこの瞬間の心の動き」までを捉えることで、初めてユーザーを「ひとりの人」として理解できるようになると、私たちは考えています。
「一人ひとりを理解し、その人の心の動きに寄り添うことができていますか?」今回展開するCMには、そのような想いが込められています。
*「ペルソナ」とは、製品やサービスの「典型的な顧客像」のこと。マーケティングにおいて、具体的な顧客像を設定し、そのターゲットに合わせた施策を行う際に用いられる。
都心のビル群の中で、カメラを真っ直ぐに見つめる女性。
「27歳 女性 首都圏在住 ファッション好き 音楽好き 直感的」といった情報が出てきます。
この情報は、この女性のペルソナの一部です。金髪のショートカットで、ライダースジャケットを着用する27歳首都圏在住の女性。普段はファッションにこだわりがあり、音楽を愛し、物事は直感的に決めることが多い。
次のカットでは、家族との休日を楽しむ姿が描かれ、休日は普段とは違う雰囲気で過ごしていることがわかります。
この方の現実に沿った日常生活が浮かび上がってきましたが、ここで「ペルソナで、わたしのことわかりますか?」というメッセージが。
「設定されたユーザー像だけで、自分のことをちゃんとわかってくれているのか」という女性の気持ちを表現しています。
ユーザー像だけではわからないもの。それは、「いまこの瞬間の体験、感情の変化による心の動き」です。ペルソナのその先に、一人ひとり異なるユーザーの気持ちがある。そういったことを改めて問いかけるべく、今回のCMを企画しました。
ペルソナでユーザー像を設定し、マーケティングの初期段階における製品開発やコンセプト立案に活用することは有用ですが、最終的なユーザーとの接点においては、相手の状況を知り、相手のその時の状況に合わせたコミュニケーションを届けることが、良いCX(顧客体験)を提供するためには必要になってきます。
デジタルの普及により、ユーザーと企業やサービスの接点は多種多様に広がりましたが、企業はどれだけユーザーのことを「ひとりの人」として理解することができているでしょうか。
ユーザーの多様なデータをひとりの人として理解し、ユーザーの「過去の文脈といまこの瞬間」を知ることができるKARTEだからこそ、ユーザーの感情に寄り添うことができ、「笑顔になる顧客体験」をつくりだすことができるというメッセージを今回のCMに込めさせていただきました。
このCM動画に出演しているのは、普段はモデルとして活躍されている畠山千明さん。出演していただいているご家族は、お子さんも含めて畠山さんの実際の家族です。モデルとして活躍されているときとは違う、家族を前にした畠山さんの優しい表情にもご注目ください。
CMはこのストーリー以外にも、経営者の男性、高校生の女性といったユーザー像のストーリーでも展開しています。
それぞれのCMでなぜユーザーは笑顔になったのか、どのような心の動きがあったのかという点にも注目してご覧ください。
1)KARTE:そのひと、その瞬間の、笑顔を見つける顧客体験を(27歳 モデル 女性)
2)KARTE:そのひと、その瞬間の、笑顔を見つける顧客体験を(38歳 経営者 男性)
3)KARTE:そのひと、その瞬間の、笑顔を見つける顧客体験を(18歳 高校生 女性)
「KARTE」は、ウェブサイトやアプリを利用するお客様の行動をリアルタイムに解析して一人ひとりを可視化し、個々のお客様にあわせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するCX(顧客体験)プラットフォームです。2015年3月にサービスを開始しました。
高い拡張性を備えており、オンサイトに限らず様々なシーンでのマーケティング課題やニーズに合わせた活用が可能です。KARTEは、あらゆるデータを個客軸で統合・解析することで圧倒的な顧客理解を可能とし、エンドユーザーにおける体験価値(CX)の向上を実現します。