株式会社プレイド(東京都中央区:代表取締役CEO 倉橋健太)の提供するネイティブアプリ向け・CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE for App」が、and factory株式会社(東京都目黒区:代表取締役社長 青木倫治 以下、and factory)が各出版社と共同で開発・運用する「マンガUP!(スクウェア・エニックス)」「マンガPark(白泉社)」「マンガMee(集英社)」「サンデーうぇぶり(小学館)」に導入されました。
and factoryが開発・運用するマンガアプリでは、これまでも他社の接客ツールを導入し読者とのコミュニケーションを図ってきましたが、アプリのさらなる成長を目指すにあたって今回新たに「KARTE for App」を導入いただくことになりました。主な導入理由は以下の3点です。
「KARTE for App」の接客アクションは柔軟性が高く、多様なアプローチによって読者に新たなマンガを届けることができる、との評価をいただいています。オンラインやアプリなど、媒体の多様化に伴い新しいマンガ作品がどんどん生まれています。一方で、人気作品やジャンルに関心が集中し、新人作家の作品が読まれにくく、特定ジャンルの作品ばかりに偏ってしまうという問題がありました。その問題点に対して読者の購読履歴や簡易な質問でのヒアリングをもとに作品提案を行うなど、「KARTE for App」の機能を利用した新たな作品との出会いの創出が期待されることから、今回導入に至りました。読者一人ひとりに合わせてマンガと出会うきっかけを生み出し、その反応を作家や出版社へフィードバックすることで、人気作品のみに依存せずに読者の求めるマンガが生まれてくる環境を作っていきたい、とのことです。
豊富なEC導入実績から、「KARTE for App」はand factoryの求めるCRMの思想に合致したプロダクトで、読者毎の行動や嗜好性を可視化した上での仮説構築からアクションまでをワンストップで実現できるプラットフォームであるという評価をいただいています。ある作品やジャンルの存在をきっかけにアプリを使い始めるユーザーが多く、利用期間が長くなると「飽き」が生まれます。無限に作品やジャンルを増やし続けることが難しい以上、一定のボリュームのなかで、飽きが生じ始めたユーザーの好みに合わせた提案を行う必要があります。「KARTE for App」をCRM基盤として活用し、作品提案のパーソナライズ化を図ることで、大衆性とニッチな嗜好性を両立できるマンガアプリとなることを目指します。
and factoryのマンガアプリのグロースに伴走するカスタマーサクセスおよび開発体制も大きな導入理由となりました。質問・フィードバックへの対応やプロダクト改善の速さ、新機能実装など開発力の高さなど、組織体制も含めて全幅の信頼を置くことができ、アプリのさらなる成長を目指す上でのパートナーとして頼もしいとの評価をいただいています。
and factoryでは、「KARTE for App」でユーザー毎の行動を可視化し、特定作品をフィーチャーする企画や読書のハードルを下げるような施策を展開していく、とのことです。and factoryは、ユーザーに対しては「読みたい作品に出会えるアプリ」として満足度を向上させること、作家・出版社に対しては「自分の作品を求める読者に出会えるアプリ」として読者と関係が築ける場とすることで、双方にとって価値のあるマンガアプリとなることを目指しており、そのために「KARTE for App」をマンガアプリ事業の基盤として活用していく、という展望もいただいています。
and factoryは「日常に&を届ける」こと、つまり人々の生活を豊かにするサービスを提供することをミッションとしています。注力領域のひとつとしてマンガアプリがあり、大手出版社様と協業で複数のマンガアプリを展開しております。これらの事業を通じ、日本が誇る“マンガ”文化のさらなる発展に貢献してまいります。
「KARTE」は、ウェブサイトやアプリを利用するお客様の行動をリアルタイムに解析して一人ひとり可視化し、個々のお客様にあわせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するCX(顧客体験)プラットフォームです。2015年3月にサービスを開始しました。
高い拡張性を備えており、オンサイトに限らず様々なシーンでのマーケティング課題やニーズに合わせた活用が可能です。KARTEは、あらゆるデータを個客軸で統合・解析することで圧倒的な顧客理解を可能とし、エンドユーザーにおける体験価値(CX)の向上を実現します。