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プレスリリース

プレイド、エモーションテック社の過半数株式を取得し、NPSなどサーベイ分野におけるサービス提供を本格化

株式会社プレイド(東京都中央区:代表取締役CEO 倉橋健太、以下「プレイド」とする)は、既存株主からの株式取得、第三者割当増資の引き受けにより、株式会社Emotion Tech(東京都千代田区:代表取締役 今西良光、以下「エモーションテック」とする)の発行済み株式の64%を取得し、同社をグループ会社化することを決定いたしました。エモーションテックはプレイドグループに参画後も既存経営陣が経営及び事業を推進し、株式公開を目指す予定です。

エモーションテックは、事業の業績との相関が高い指標として欧米で発展し日本でも企業の導入が加速しているNPS®(ネット・プロモーター・スコア)(注)を軸に、企業におけるNPS®の取得、分析及び向上支援をSaaSプロダクトとコンサルティングで提供する企業です。NPS®を企業で働く従業員向けに転用したeNPS℠(エンプロイー・ネット・プロモーター・スコア)(注)を軸にした同様のサービスも展開しており、企業やサービスの顧客及び従業員におけるロイヤルティや推奨度をデータ化し、業績向上や離職防止などを可能にしています。

本株式取得により同社がプレイドグループに参画することで、既存のマーケティング領域に加えて、NPS®など調査市場へとサービスの提供領域を拡張していきます。

(注)ネット・プロモーター® 、ネット・プロモーター・システム® 、ネット・プロモーター・スコア®及び、NPS®は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。 eNPS℠はベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの役務商標です。

本株式取得に関する詳細は、本日開示したIRの適時開示資料とその補足資料を合わせてご覧ください。

エモーションテックがプレイドグループに参画することで実現すること

1.NPS®などサーベイ分野へ価値提供領域を拡大

デジタル化といった生活者の環境変化を背景に、NPS®を含めたサーベイ分野は欧米で急速に拡大しており、QualtricsやMedalliaといった注目企業が急速な売上成長を遂げ上場や買収を経て尚、成長を続けています。欧米と同様に国内における成長拡大も見込まれる市場です。本株式取得を機に両社でサーベイ分野への事業拡大を図るのはもちろんのこと、企業の顧客に纏わるあらゆるデータはマーケティングや調査のみならず様々な部門・部署で顧客体験向上や事業成長のために活用できると当社は考えており(下図参照)、企業内におけるデータの横断的な利用価値拡大を目指していきます。

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2.行動データに感情データを掛け合わせることで、CX(顧客体験)向上に向けたソリューションが広がる

プレイドの展開するCX(顧客体験)プラットフォームである「KARTE」とエモーションテックの展開する顧客の感情やフィードバックデータを軸としたCX(顧客体験)向上ソリューション「EmotionTech CX」を組み合わせることにより、サイト上でのリアルタイムな行動データと、顧客のNPS®およびそれに紐づく感情データを掛け合わせた顧客の解析やアクションが可能になります。サービス間連携により顧客の解像度を高め、新たなソリューション開発も可能になり、両社の提供価値が向上します。

3.シナジーを創出し、両社の事業成長を加速

2020年5月にエモーションテックへの出資と戦略的パートナーシップを締結して以降、両社はサービス間の連携や共同の事業開発及び商談機会の創出などを進めており、CX(顧客体験)の簡易診断サービス「Simple CX Survey」などを提供しています。
今回のグループ参画により人材面における交流もより活発化し、クロスセルの加速や共同ソリューションの開発、さらには相互のプロダクト強化により、レベニュー(収益)シナジーを追求し、両社の事業成長をさらに加速します。

上記の3点に加え、EX(エンプロイー・エクスペリエンス)に関連する事業展開など、より広範な分野での連携していくことを想定しています。

当社は今後も「データによって人の価値を最大化する」というミッションの実現に向け、グループ企業と共に、サービスやソリューションの開発・提供に取り組んで参ります。

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写真左:株式会社Emotion Tech 代表取締役 今西良光 写真右:株式会社プレイド 代表取締役CEO 倉橋健太

株式会社プレイドについて https://plaid.co.jp/

当社は「データによって人の価値を最大化する」をミッションに掲げるテクノロジーカンパニーです。2015年にCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の正式提供を開始しました。2018年にはスマートフォンアプリ向けの「KARTE for App」と、顧客に関わるあらゆるデータをKARTEと繋ぐ「KARTE Datahub」の提供を開始しています。

株式会社Emotion Techについて https://www.emotion-tech.co.jp/

感情データを収集し解析することで、顧客体験価値の向上をサポートする「EmotionTech CX」、従業員体験価値・エンゲージメントの向上をサポートする「EmotionTech EX」を提供。正確な顧客、従業員の感情データの取得及び、特許を取得している独自の解析技術により組織課題の可視化と改善実行を支援します。

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