プレイド、AIモデルによるCX向上と機能開発支援の新機能を発表。第1弾はMicrosoftの Azure OpenAI Service と連携

サービスのCX向上にAIモデルを組み込める「Craft AI Modules」、機能開発に必要なプログラミングを支援するAIアシスタント「Craft Assistant」の2つの新機能が、マーケターと開発者を支援

株式会社プレイド（東京都中央区：代表取締役CEO 倉橋健太）は、AIモデルを活用し、CX向上および機能開発を支援する2つの新機能を発表しました。第1弾の活用AIモデルとして、マイクロソフトが提供する Azure OpenAI Service と連携します。

AIモデルを活用した2つの新機能が、サービスのCX向上と開発者支援を実現

今回発表する新機能は「Craft AI Modules」と「Craft Assistant」の2つです。どちらも、サーバレスで独自のKARTEの機能を開発できるKARTE Craftにおいて提供されます。Craft AI Modulesは、自社サービスやサイトのCX向上の施策や取り組みにおいてGPTなどのAIモデルを簡単に組み込める機能です。Craft Assistantは、機能開発に必要なプログラミングを支援するAIアシスタント機能です。

KARTE Craftには、エンドユーザーの行動のリアルタイム解析結果をはじめとしたKARTEの機能にまつわる様々な事象をトリガーに任意のプログラムを実行できるCraft Functionsという機能が備わっています。Craft AI Modulesを使えば、Craft FunctionsからAIモデルを簡単に利用できます。

Craft Assistantは、Craft Functionsでの機能開発のためにプログラミングを必要とする場面で開発者を支援します。AIモデルを活用し、自然言語からサンプルコードの検索やコード生成を行います。

この2つの機能により、新たに Azure やChatGPTを契約することも保守・運用の手間やコストも不要で、AIによりサービスの顧客体験向上と機能開発の効率化・開発者支援が可能です。

KARTE Craftについては、本日発表の以下プレスリリースもご参照ください。

プレイド、サーバレスで独自のKARTEの機能を開発できる「KARTE Craft」を提供開始
https://plaid.co.jp/news/20230712-1/

第1弾は Azure OpenAI Service と連携。エンタープライズ基準のセキュリティも担保

Craft AI ModulesとCraft Assistantの第1弾の活用AIモデルとして、Azure OpenAI Service と連携します。Azure OpenAI Service は入力に使ったデータがモデルの再学習に使用されないなどエンタープライズ基準のAIモデルを提供しており、セキュリティを担保しながらAIによる顧客体験向上と業務効率化を図ることができます。

プレイドでは今後、今回のAIモデル活用による新機能を端緒に、KARTEおよびその周辺プロダクトにおいてAIモデルを簡単に活用できる環境を整えていきます。定型業務の効率化や施策提案などAIに強みがある領域はAIの力を借りながら、マーケターや開発者はじめKARTEに携わる全て人がその創造力を最大限発揮して、顧客の心を動かし、競争力の源泉となる「違い」を創出できるような環境の構築や機能の開発に取り組んでいきます。

日本マイクロソフト株式会社執行役員常務パートナー事業本部長兼 ISVビジネス統括本部長浅野智氏のコメント

日本マイクロソフトは株式会社プレイド様が発表したCraft AI ModulesおよびCraft Assistantにおける Azure OpenAI Service の採用を心より歓迎致します。株式会社プレイド様は「KARTE」を通じて、既に多くのお客様の顧客体験向上を支援してきた実績があります。Microsoftが提供するエンタープライズ基準のAIモデルとプレイド様の知見が合わさることで、豊かな顧客体験向上の実現と定型業務の業務効率化に貢献すると期待しております。今後も、日本マイクロソフトは株式会社プレイド様との連携を通じて、お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。