株式会社プレイド(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:倉橋 健太)は、当社のCXプラットフォーム「KARTE」のオフィシャルパートナーの株式会社SORAMICHI(東京都港区:代表取締役社長 川本広二)と、AIを活用してCX領域の業務プロセスを再設計する「AI-BPOサービス」を共同開発いたします。本サービスは、AIが分析や実装などの実務を担い、人が戦略立案と最終判断に集中する業務設計により、分析から施策の実行までを一気通貫で支援し、企業のトップライン成長につなげます。
企業のDXが進み、顧客データを活用したマーケティングの導入は急速に広がる一方、施策の企画・実装・検証を継続的かつ高品質に運用できる専門人材の確保は、業界を問わず深刻な課題となっています。大規模なデータと厳格な運用要件を抱える企業ほど、仕組みを導入しても事業収益の成長に結びつくデータ・AI活用にまで至らないケースが少なくありません。この課題は国の指針にも表れています。経済産業省が2026年4月に公表した「デジタルスキル標準ver.2.0」ではデータ整備・運用を担う「データマネジメント」類型が新設され、AI実装・運用やAIガバナンスに関するスキルが新たに定義されました。個人のスキルにとどまらず、企業が体制として備えるべき領域が、国の指針として標準化されるほど不可欠になっていることの表れといえます。
一方、AIの実用化が進むなかで、データ分析や実装ドラフトの作成といった実務領域は、AIによる代替が可能になりつつあります。その分、戦略の立案や施策の最終判断といった「人間ならでは」の領域の価値が、相対的に高まっています。AIに任せられる実務をAIに委ね、希少な人材を「なぜ、何を、どう決めるか」という判断の領域に集中させることが、人材不足を乗り越える現実的な道筋と考えられます。
こうした背景から両社は、人が最終判断を担い、AIが実務を支える運用モデルを確立することで、AI実装・運用の人材不足とガバナンスという課題に同時に応え、データ活用・CX領域におけるAI活用の新たなスタンダードを共同開発するに至りました。プレイドのリアルタイムデータ解析基盤およびプロダクト群と、SORAMICHIのデジタルマーケティング・CXコンサルティングの実績、AIエージェント(Googleの「Gemini Enterprise」やAnthropicの「Claude」など)を掛け合わせたAI-BPOサービスを提供します。
従来のBPOが定型業務のアウトソーシングによるコスト削減を主眼に置くのに対し、両社が共同で提供するAI-BPOサービスでは、AIの実装を起点に、顧客理解から施策の立案・実行・改善までの業務プロセス全体を再設計します。
AIが施策仮説の生成、データ分析、実装ドラフトの作成を担い、人は戦略立案・企画判断・効果検証に集中するという、最終判断を常に人が握るヒューマン・イン・ザ・ループ型の業務設計にすることにより、AIを前提としたCX領域の業務変革と事業のトップライン成長を同時に実現します。
具体的には、SORAMICHIのAI運用プラットフォーム「ATLAS」がAIエージェントの実行環境となり、プレイドのプロダクト群が備える外部AIエージェントとの双方向接続(APIおよびMCP)を通じて、セグメントの設定、接客施策、イベント定義、レポーティングといった運用を、AIエージェントが直接実行します。データの参照や分析にとどまらず、施策の実行までを一気通貫で担える点が、本サービスの特徴です。承認された操作のみが本番環境に反映される設計とし、エンタープライズ企業が求める統制要件に対応します。
プレイドは、KARTEをはじめとするプロダクト群を通じて、顧客行動をリアルタイムに解析するデータ基盤と、そこで捉えたデータをそのまま施策の実行につなげるアクションレイヤーを提供します。Webサイトやアプリなど導入企業の顧客接点でのリアルタイムな行動データはAIエージェントがパーソナライズされた体験を設計・実行するための土台となり、その先にある顧客の文脈(コンテクスト)の理解へと広げていく起点にもなります。これらの機能は外部のAIエージェントからも直接呼び出せるため、企業がすでに投資しているAI環境やデータ基盤とシームレスに接続します。
SORAMICHIは、CXコンサルティングの知見と、AI運用基盤の開発・運用能力を提供します。業界を問わずエンタープライズ領域での豊富な実績を活かし、業界ごとに異なる要件に対応したAI- BPOの実装を担います。
両社の強みを掛け合わせ、顧客を深く理解し、最適なアクションをAIを介して迅速に届ける、CX領域におけるAI活用の新たなサービスモデルを確立してまいります。
2026年下半期より、まずは両社の顧客企業からAI-BPOサービスの提供を順次開始し、本格提供に向けた体制を強化してまいります。
2026年7月9日(木)に開催するプレイド主催のカンファレンス「X DIVE 2026」において、本サービスの先行ユースケースに関する共同セッションを行います。
顧客はなぜ「迷う」のか? 保険検討体験の解像度を上げ続けるデータ活用術
登壇者:
第一ネオ生命保険株式会社 マーケットイノベーション部 ラインマネジャー 西山 修平 氏
第一ネオ生命保険株式会社 マーケットイノベーション部 アシスタントマネジャー 鈴木 圭祐 氏
株式会社SORAMICHI CXコンサルティング部 部長 酒井 宏平 氏
株式会社プレイド Partner Sales Team Manager 高島 康輔
X DIVE 2026には以下から参加登録いただけます。
https://xdive.plaid.co.jp/2026/
SORAMICHIは、CXコンサルティングとKARTEをはじめとするCXプラットフォームの運用支援を通じて、企業の顧客理解と施策実行を支援してまいりました。近年、顧客データを活用したマーケティングの重要性が高まる一方で、分析・実装・検証を継続的に担う専門人材の不足は、多くの企業に共通する課題となっています。今回、プレイド様と共同開発したAI-BPOサービスは、KARTEが持つリアルタイムな顧客データ活用基盤と、当社のCXコンサルティングおよびAI運用の知見を組み合わせ、人が戦略・企画・最終判断に集中し、AIが分析や実装ドラフト作成などの実務を支援する新しい運用モデルです。本サービスを通じて、AIを単なる効率化の手段にとどめず、クライアント企業のトップライン成長に貢献するCX運用の新たな標準を、プレイド様とともに確立してまいります。
プレイドは「データによって人の価値を最大化する」というミッションのもと、企業が顧客一人ひとりを深く理解するためのデータ基盤を築いてまいりました。一方で、エンタープライズ企業を中心に、デジタル人材の不足は深刻な社会課題となっており、企業の競争力の源泉となる「価値あるデータ」と「それを運用するプロセス」の間に大きなギャップが生じていることも事実です。今回SORAMICHI様と共同開発したAI-BPOサービスは、この課題に正面から応えるものです。顧客のリアルタイムな行動データと文脈(コンテクスト)を、CX運用のプロセスにAIの力でシームレスに接続し、これまでにない業務刷新と運用効率化を実現します。人がより付加価値の高い戦略策定に集中できるヒューマン・イン・ザ・ループ型のモデルを通じて、戦略から運用まで一気通貫で、企業の成果創出に伴走してまいります。
プレイドは「データによって人の価値を最大化する」をミッションに、データを起点に企業価値の最大化を支援する企業です。膨大な顧客行動をリアルタイムに解析するデータ基盤とその文脈(コンテクスト)までを構造化する技術をもとに、データ×AIのプロダクト群と専門人材による伴走を提供しています。企業の顧客中心経営の実現を支えることで、持続的な事業成長とその先にいる生活者一人ひとりへの価値創出に貢献します。
https://plaid.co.jp/
